何がきついのかを分解する|溶接の仕事のリアル
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「溶接はきつい」とだけ言われても判断できません。何がどうきついのかを5つに分けて、対処できるものとできないものを整理します。
①暑さ
最大の敵はこれです。夏場の工場・屋外は防護服+アークの熱で過酷になります。
- 空調服(ファン付き作業服)が普及し、状況は改善しています。導入している会社かどうかは面接で聞く価値あり
- 塩分・水分の管理は自己防衛。冬は逆に屋外の寒さとの戦い
②煙と粉じん
溶接ヒュームは特定化学物質として規制対象です。局所排気と適切な呼吸用保護具が整っている職場を選ぶことが、健康に働き続ける条件になります。ここに投資していない会社は長期的に危険です。
③姿勢と体力
- 立向き・上向きの溶接は不自然な体勢が続きます(姿勢の記事)
- 腰・肩・首への負担。工場の定位置作業なら軽減されます
- 逆に言えば屋内・下向き中心の職場を選べば体力面のきつさは大きく下がります
④目と火傷、⑤納期
それでも続く人が多い理由
手に職が残ること、資格が全国どこでも通用すること、そして作ったものが形として残ること。きつさの内訳を知って職場を選べば、長く続けられる仕事です(キャリアの記事)。
対応する教習機関
協会系公益社団法人 北海道労働基準協会連合会
ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習も開催(北海道労働局登録教習機関)。年間予定表を公開し通年開催。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。