アーク溶接特別教育|学科11時間・実技10時間の中身と受け方

最終更新日: 2026-07-31

このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

被覆アーク溶接や半自動溶接を仕事で行うなら、アーク溶接等の業務に係る特別教育が必要です。法律で定められた内容は学科11時間・実技10時間の計21時間。3日間で実施する機関が中心ですが、学科だけを開催する機関もあります。

この記事の目次
  1. どんな作業が対象か
  2. 21時間の内訳
  3. 「学科のみ」コースの注意点
  4. どこで受けられるか

どんな作業が対象か

アーク溶接機を用いる次の作業が対象です。

  • 被覆アーク溶接(手溶接)
  • 半自動アーク溶接(CO2溶接、マグ溶接など)
  • ティグ溶接、ミグ溶接
  • アークを用いた金属の溶断(アークエアガウジングなど)

溶接機を扱う作業のほぼ全般が含まれると考えて差し支えありません。

21時間の内訳

区分時間主な内容
学科11時間アーク溶接の知識、装置の取扱い、作業方法、関係法令
実技10時間溶接装置の取扱いと溶接作業

この時間数は法令で定められた下限で、どの機関で受けても変わりません。日程が短い機関があれば、それは学科のみのコースである可能性が高いです。

「学科のみ」コースの注意点

労働基準協会や溶接協会には、学科11時間だけを2日間で開催し、実技10時間は事業者側で実施してもらう形式があります。料金が安く見えますが、これだけでは修了になりません。

会社に実技を実施できる設備と指導者がいるなら合理的な選択ですが、個人で受講する場合は実技込みのコースを選ぶ必要があります。詳しくは学科のみコースの解説をご覧ください。

どこで受けられるか

実施しているのは主に次の4種類です。

  • 労働基準協会: 各都道府県にあり、会員価格が設定されていることがあります
  • 溶接協会: 日本溶接協会の指定機関。溶接に特化しています
  • メーカー系教習所: コマツ・キャタピラー・コベルコなど。建設機械の講習と同じ場所で受けられます
  • 民間の技能講習機関: 日程の選択肢が多い傾向があります

エリア別の一覧から、通える範囲の機関を確認できます。

広告

資格を活かせる求人を探すなら

溶接の資格は、製造・プラント・建設の現場で歓迎されます。

工場求人フォルダ寮完備・全国対応の求人が中心

対応する教習機関

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:札幌市(北広島インターチェンジ至近)

アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道(屋内実技場を保有)

アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道

アーク溶接等の業務に係る特別教育は3日間・受講料32,000円(テキスト代込)。ガス溶接技能講習は2日間・受講料26,000円(テキスト代込)。受講要件は特になし。

アーク溶接特別教育の教習機関一覧を見る

関連コラム