補修・肉盛り溶接の基本
溶接の醍醐味は「作る」だけでなく「直す」にもあります。農機具の割れ、建機の摩耗、門扉のサビ穴——捨てるはずのものが蘇る補修溶接の基本と、手を出してはいけない領域を整理します。
この記事の目次
割れの補修手順
摩耗部の肉盛り
- 肉盛り=痩せた部分に溶接金属を盛って寸法・機能を回復させる技術。建機の爪・刃先、シャフトの摩耗部、農機の摩耗部品が定番
- 硬化肉盛り:耐摩耗性の高い専用棒で盛ると、元より長持ちする刃先が作れる。摩耗との戦いの現場(土木・農業・リサイクル)で重宝される技能
- 盛りすぎは削る手間と熱歪みを増やす。「薄く数層」が基本(多層盛りの記事と同じ思想)
- 回転部品・軸物は歪み・バランスがシビア。仕上げ加工(旋盤)前提の肉盛りは加工屋との連携仕事になる
直してよいもの・いけないもの
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。
メーカー系コマツ教習所 北海道センタ
アーク溶接等の業務に係る特別教育は3日間・受講料32,000円(テキスト代込)。ガス溶接技能講習は2日間・受講料26,000円(テキスト代込)。受講要件は特になし。