厚板・多層盛りの基本
厚板は「深く一発で」ではなく「薄く何層も」が正解。多層盛りの考え方を知ると、強度の作り方と検定試験の意味も見えてきます。
なぜ多層で盛るのか
- アークの溶け込み深さには物理的な限界があり、厚板を1パスで溶かし切ることはできない。無理に電流を上げても欠陥(溶け込み不良・アンダーカット)が増えるだけ
- そこで開先(溝)を掘って、底から順に薄い層を重ねて埋めるのが多層盛り。各層が薄いほど溶け込みは確実になる(開先の基本は開先の記事)
- 各層は下の層を焼きなます効果もあり、じん性(粘り強さ)の面でも合理的な工法
層ごとの役割と作法
歪みと変形への備え
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。
メーカー系コマツ教習所 北海道センタ
アーク溶接等の業務に係る特別教育は3日間・受講料32,000円(テキスト代込)。ガス溶接技能講習は2日間・受講料26,000円(テキスト代込)。受講要件は特になし。