JIS実技試験の対策法

最終更新日: 2026-08-19

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JIS検定の実技は「見た目がきれい」だけでは受かりません。試験片を曲げても割れない、中身の詰まった溶接が求められます。合否を分けるポイントを順に押さえましょう。

この記事の目次
  1. 試験の中身:外観と曲げ
  2. 練習の組み立て方
  3. 当日の注意と落ちたとき

試験の中身:外観と曲げ

  • 外観試験:ビードの均一性、アンダーカット・オーバーラップ・ピットの有無、始終端の処理などを目視で審査(欠陥の種類は欠陥の記事
  • 曲げ試験:試験片を切り出して規定の角度に曲げ、割れ・欠陥が出ないかを確認。溶け込み不足・ブローホールがあるとここで露呈する
  • つまり「表面の化粧」と「内部の健全性」の両方が問われる。外観がきれいでも溶け込みが浅ければ曲げで落ちる

練習の組み立て方

  • 1. 条件出しから:試験と同じ板厚・棒径・電流域で、ビードが安定する条件を先に固める(電流設定の記事)。本番機材が違う場合に備え、条件の「合わせ方」も体で覚える
  • 2. 開先・仮付けを丁寧に:ルート間隔・目違いの管理が裏波と溶け込みを決める(開先の記事)。準備の精度=合格率
  • 3. 裏波(初層)の集中練習:曲げ試験の弱点は初層に出る。初層だけを繰り返す練習が効率的
  • 4. 通し練習と時間管理:制限時間内に落ち着いて完了する体験を数回。姿勢別(姿勢の記事)の受験ならその姿勢で固定練習
  • 練習環境がない人は、会社の協力(会社負担の記事)や訓練校・受験対策講習会(協会や教習機関が開催)を活用

当日の注意と落ちたとき

  • 本番機の癖を最初に掴む:試験会場の溶接機・治具は自分のものと違う。許される範囲の試し運転・条件確認を丁寧に
  • 仮付け・清掃・スラグ除去も審査のうち:段取りの雑さは外観に出る。急がず手順どおりに
  • 落ちても再受験できる:不合格の通知内容から弱点(外観か曲げか)を特定し、そこだけ潰して再挑戦。実務経験者でも一発合格でないことは普通にある

JISの合格証は、あなたの腕の「公的な証明書」。取得後の維持(更新の記事)とセットで、キャリアの土台にしてください。

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