特別教育は本来「事業者の義務」|会社負担の話

最終更新日: 2026-08-07

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実は特別教育は「労働者が自分で取ってくるもの」ではありません。法律上の建て付けを知っておくと、会社との話がスムーズになります。

この記事の目次
  1. 特別教育は事業者の義務
  2. それでも自腹の人がいる理由
  3. 会社に相談するときの言い方
  4. 入社前に自分で取る場合

特別教育は事業者の義務

労働安全衛生法では、危険有害業務に就かせるとき事業者が特別教育を行わなければならないと定められています。つまりアーク溶接特別教育は本来、雇う側が実施・負担するものです。

  • 費用は事業者負担が原則という解釈が一般的です
  • 受講時間は業務時間として扱われ、賃金の支払対象となるのが原則
  • 実施記録は事業者が保存する義務があります

それでも自腹の人がいる理由

  • 就職前に取っておきたい:資格があると採用されやすいのは事実(求人の見方
  • 一人親方・フリーランスとして働く場合は自己負担が前提(独立の記事
  • 会社に制度がない、言い出しにくい

自腹でも3日・2万円台。就職で回収できる投資と考える人が多数です(費用の記事)。

会社に相談するときの言い方

「資格を取りたいので出してください」より、業務上の必要性で話すほうが通ります。

  • 「◯◯の作業に入るには特別教育が必要なので、受講の手配をお願いしたい」
  • 「請求書払いに対応している機関を見つけたので日程だけ相談させてください」——ここまで準備すると話が早い
  • 助成金が使える場合は会社にとってもメリットになります(助成金の記事

入社前に自分で取る場合

先に取っておけば「即戦力として現場に出せる人」になります。3点セット(アーク特別教育・ガス溶接技能講習・自由研削といし)を揃えるのが定番です。機関探しはこちらから。

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対応する教習機関

協会系公益社団法人 北海道労働基準協会連合会

会場:札幌市北区北7条西2丁目

ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習も開催(北海道労働局登録教習機関)。年間予定表を公開し通年開催。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:札幌市(北広島インターチェンジ至近)

アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道(屋内実技場を保有)

アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。

アーク溶接特別教育の教習機関一覧を見る

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