溶接の資格取得に使える公的制度|立場別の3ルート

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アーク溶接とガス溶接を両方取ると3〜4万円台。立場によっては公的制度でかなり減らせます。個人・会社・求職中の3つのルートで整理します。
在職中の個人:教育訓練給付金
雇用保険の加入期間など要件を満たせば、指定講座の受講費用の20%(上限10万円)が戻る教育訓練給付金の対象になることがあります。ガス溶接技能講習を指定講座にしている教習機関があります。
機関と講座ごとに指定の有無が違うので、申し込み前に確認してください。
会社で取らせる:人材開発支援助成金
事業主が従業員に受けさせる場合は人材開発支援助成金の対象になり得ます。製造業でも建設業でも、溶接の特別教育・技能講習は対象になりやすい類型です。受講前の計画届が必要なので、労働局か社労士に早めに相談を。
求職中:職業訓練という最強ルート
溶接は公共職業訓練の定番コースです。数か月の訓練で、アーク溶接特別教育・ガス溶接技能講習に加えて、実技をみっちり練習でき、条件を満たせば給付金を受けながら通えます。
独学に近い2日間の講習と違い、訓練校では板を何枚も溶接して腕を作れます。未経験から溶接工として就職するなら、実は最も費用対効果が高いルートです。ハローワークで「溶接科」「金属加工科」の開講を確認してください。
最速は会社負担
製造業の求人には資格取得支援つきのものが多く、入社後に会社負担で取るのが最速です。溶接工の待遇や資格の積み上げ方は溶接工の仕事と収入で解説しています。
対応する教習機関
協会系公益社団法人 北海道労働基準協会連合会
ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習も開催(北海道労働局登録教習機関)。年間予定表を公開し通年開催。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。