資格なし作業は誰が罰せられるのか

最終更新日: 2026-08-07

「ちょっとだけなら」「先輩に教わったから」——無資格での溶接作業は、本人だけでなく会社に責任が及びます。線引きを正確に知っておきましょう。

この記事の目次
  1. 罰せられるのは主に事業者
  2. 業務でなければ違反ではない、が
  3. 事故が起きたときに何が変わるか
  4. 解決策は驚くほど簡単

罰せられるのは主に事業者

労働安全衛生法は事業者に対して、特別教育を行わずに危険有害業務へ就かせることを禁じています。違反した場合、事業者が罰則の対象となります(罰金刑等)。

つまり「本人が勝手にやった」では済まず、会社の管理責任が問われる構造です。

業務でなければ違反ではない、が

  • 個人が趣味・DIYで自分の物を溶接するのは労働安全衛生法の適用外です(DIY溶接の記事
  • ただし他人から報酬を得て溶接するなら業務。友人の車の修理を有償で受ける、といった行為は線を越えます
  • 一人親方でも元請の現場に入るには修了証の提示が必要なのが実務です(独立の記事

事故が起きたときに何が変わるか

  1. 労災の調査で無資格が判明すれば、事業者への是正勧告・書類送検に発展し得ます
  2. 元請から現場を止められる、取引を失う
  3. 本人も、資格なしでの作業指示に従った記録が残る

火災を起こせば火気作業の管理責任も同時に問われます。

解決策は驚くほど簡単

3日・2万円台で取れる資格です(費用の記事)。しかも本来は会社が負担すべきもの。リスクを抱えて作業する合理性はどこにもありません。講習機関を探すところから始めてください。

対応する教習機関

協会系公益社団法人 北海道労働基準協会連合会

会場:札幌市北区北7条西2丁目

ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習も開催(北海道労働局登録教習機関)。年間予定表を公開し通年開催。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:札幌市(北広島インターチェンジ至近)

アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道(屋内実技場を保有)

アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。

アーク溶接特別教育の教習機関一覧を見る

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