資格なし作業は誰が罰せられるのか
「ちょっとだけなら」「先輩に教わったから」——無資格での溶接作業は、本人だけでなく会社に責任が及びます。線引きを正確に知っておきましょう。
罰せられるのは主に事業者
労働安全衛生法は事業者に対して、特別教育を行わずに危険有害業務へ就かせることを禁じています。違反した場合、事業者が罰則の対象となります(罰金刑等)。
つまり「本人が勝手にやった」では済まず、会社の管理責任が問われる構造です。
業務でなければ違反ではない、が
事故が起きたときに何が変わるか
- 労災の調査で無資格が判明すれば、事業者への是正勧告・書類送検に発展し得ます
- 元請から現場を止められる、取引を失う
- 本人も、資格なしでの作業指示に従った記録が残る
火災を起こせば火気作業の管理責任も同時に問われます。
解決策は驚くほど簡単
3日・2万円台で取れる資格です(費用の記事)。しかも本来は会社が負担すべきもの。リスクを抱えて作業する合理性はどこにもありません。講習機関を探すところから始めてください。
対応する教習機関
協会系公益社団法人 北海道労働基準協会連合会
ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習も開催(北海道労働局登録教習機関)。年間予定表を公開し通年開催。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。