力より丁寧さが効く仕事|女性溶接工のいま
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溶接は力仕事のイメージがありますが、実際に評価されるのは精度と丁寧さです。女性の溶接工が増えている背景を整理します。
なぜ増えているのか
- TIG溶接など精密系は、力より手先の安定と集中力が効く分野です(TIGの記事)
- 工場の量産ラインは座り作業・定位置で体力要件が低い職場も多い
- 人材不足を背景に、企業側が受け入れ体制を整え始めています
職場選びで見るべき点
- 更衣室・トイレ・休憩室:古い町工場では未整備のこともあるため、見学時に確認
- 作業服・保護具のサイズ:小さいサイズの用意があるかを確認しましょう
- 持ち上げる重量:材料のサイズと運搬設備(クレーン・リフター)の有無
- 換気と保護具:ヒューム対策は全員に関わる話です
資格取得のハードルは同じ
アーク溶接特別教育に性別の要件はなく、3日で修了できます。落ちる試験ではありません。講習の受講者にも女性は珍しくなくなりました。
向いている領域
精密板金、建築金物、アクセサリー・アート系の溶接、食品プラントの配管など。「きれいに溶接できる人」の価値が高い領域を狙うのが戦略的です(ステンレスの記事)。
対応する教習機関
協会系公益社団法人 北海道労働基準協会連合会
ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習も開催(北海道労働局登録教習機関)。年間予定表を公開し通年開催。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。