一人親方の労災特別加入
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独立すると、雇われ時代に当たり前だった労災保険が消えます。火花と重量物の仕事で無保険は自殺行為。特別加入の仕組みを、独立準備の必修科目として解説します。
この記事の目次
なぜ特別加入が必要か
加入の実務
- 窓口:一人親方団体(特別加入団体)経由で加入する。地域の建設業系団体・組合が多数あり、入会金・年会費+労災保険料が費用の内訳
- 保険料は給付基礎日額の選択で決まる:日額を高く設定するほど保険料も給付も上がる。収入実態に合わせて選ぶ(迷ったら団体に相談)
- 補償範囲:業務中・通勤中の怪我や障害・遺族への給付。加入前の怪我は対象外なので、独立と同時に加入を
- 証明書類(加入証)は現場入場・契約時にすぐ出せるよう保管(独立の記事のチェックリストに追加を)
民間保険との組み合わせ
- 賠償責任保険:自分の作業ミスで他人・他社の物を壊した場合の賠償は労災ではカバーされない。請負業者向けの賠償責任保険は別途必須(火気を扱う職種は特に)
- 所得補償・傷害保険:長期離脱時の生活費の上乗せとして検討
- 火災保険・工具の保険:作業場・機材(溶接機の記事)への備えも独立後は自前
- 営業面でも「特別加入+賠償保険あり」は信頼の証明になり、元請との取引条件を左右する
腕一本で立つからこそ、制度の傘は厚く。保険の整備は独立の初期費用のうち、最も削ってはいけない項目です。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
協会系一般社団法人 八戸地方労働基準協会
アーク溶接特別教育は3日間・年1回(1月)開催。ガス溶接技能講習は2日間・年2回(6月、10月)開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育は1日間で隔月(年6回)開催。職長・安全衛生責任者教育は2日間・年5回開催。
協会系一般社団法人 弘前地区労働基準協会
ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。職長・安全衛生責任者教育、新入者安全衛生教育を開催。玉掛け・フォークリフト・小型移動式クレーン等の技能講習も併せて実施。