DIY溶接機の選び方

最終更新日: 2026-08-19

溶接機は数万円から買える時代。でも方式選びを間違えると「使えない買い物」になります。DIYの用途別に、最初の1台の正解を整理します。

この記事の目次
  1. 方式別の特徴と価格帯
  2. 100Vと200Vの現実
  3. 買う前のチェックリスト

方式別の特徴と価格帯

  • 被覆アーク(手棒):1〜3万円台から。構造が単純で風にも強いが、薄板が苦手でスパッタ・スラグ処理が要る。練習量が必要な玄人向きの側面も
  • ノンガス半自動:2〜5万円台。ワイヤが自動送給され、DIY初心者がビードを出しやすい現実解。フラックス入りワイヤでガスボンベ不要
  • ガス半自動(CO2/MAG):仕上がりは良いがボンベの調達・保管が家庭ではハードル
  • TIG:10万円前後〜。きれいな仕上がりとステンレス・アルミ対応(ステンレスの記事)が魅力だが、技術難度と価格は最高クラス

迷ったらノンガス半自動の100V/200V兼用機が第一候補。今のDIY定番です。

100Vと200Vの現実

  • 100V機:家庭のコンセントで使える手軽さが魅力。ただし板厚2〜3mmまでが実用圏で、溶け込みの浅さは値段なり(詳しくは100V機の記事
  • 200V機:厚めの板や連続作業に余裕。家庭でも単相200Vのコンセント増設(エアコン用と同規格・工事数万円)で使える
  • 兼用機:まず100Vで始め、物足りなくなったら200V化、の段階戦略が取れる。最初の1台に向く
  • 延長コードの安易な使用は電圧降下でアーク不安定のもと。太い専用コードか壁コンセント直で

買う前のチェックリスト

  • 使用率を見る:連続使用できる時間の割合。安価機は使用率が低く、休み休みの作業になる
  • 遮光面・手袋・ワイヤ等の初期装備込みで予算を組む:本体+保護具(保護具の記事)+消耗品で本体価格+1〜2万円が現実
  • 作業場所の確保が先:火気・換気・近所への配慮(換気と近所の記事)。買ってから「家では使えない」に気づく失敗が実は多い
  • 資格の要否も整理:趣味の範囲なら資格は不要だが、安全知識として特別教育の受講は強く推奨(DIYと資格の記事

中古で安く始めたい人は中古溶接機の記事も参考に。道具選びまでがDIYの楽しさです。

対応する教習機関

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:札幌市(北広島インターチェンジ至近)

アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道(屋内実技場を保有)

アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道

アーク溶接等の業務に係る特別教育は3日間・受講料32,000円(テキスト代込)。ガス溶接技能講習は2日間・受講料26,000円(テキスト代込)。受講要件は特になし。

アーク溶接特別教育の教習機関一覧を見る

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