職業訓練で溶接を学ぶ

最終更新日: 2026-08-19

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「お金をかけずに溶接を学びたい」の最有力回答が公共職業訓練です。受講料が原則無料で、条件を満たせば給付を受けながら学べる。使わない手はない制度を解説します。

この記事の目次
  1. 制度の骨子
  2. 学べる内容と取れる資格
  3. 応募の流れと向き不向き

制度の骨子

  • ポリテクセンター(離職者訓練):主に雇用保険の受給資格者向け。金属加工・溶接系コースは全国の施設にあり、期間は約6か月が標準
  • 受講料は原則無料(テキスト・作業服など実費は自己負担)
  • 失業給付を受けながら通える:受講指示を受けると、訓練期間中の給付延長や通所手当の対象になる場合がある。ここが最大の利点
  • 雇用保険がない人向けには求職者支援訓練という別枠もある。いずれも窓口はハローワーク公的制度の記事

学べる内容と取れる資格

  • 実技時間が圧倒的:被覆アーク・半自動・TIGの基礎を、実機で数か月みっちり。独学やDIYでは得られない練習量(練習場所の記事参照予定)が最大の価値
  • 在校中に取れる資格の例:アーク溶接特別教育、ガス溶接技能講習など(コースにより異なる)。JIS評価試験の受験対策・受験機会を設けるコースもある
  • 図面の読み方(溶接記号の記事)や測定・仕上げなど、周辺技能も体系的に学べる
  • 就職支援がセット:訓練校経由の求人・企業実習があり、未経験からの就職ルートとして機能している(求人の記事

応募の流れと向き不向き

  • 流れ:ハローワークで相談→見学会(おすすめ)→応募→選考(面接・筆記)→入所。人気コースは倍率が付くので、志望動機は「就職への具体的な道筋」で語れるように
  • 向いている人:離職中で時間を確保できる人、未経験から製造・溶接職を目指す人、独学の限界を感じている人、体系的に基礎から学びたい人
  • 向かない人:在職中の人(夜間・短期コースは限られる)。在職者は教習機関の講習+社内実務のルートが現実的(日程の記事
  • 年齢制限は基本なく、40代50代の受講者も普通にいる。「この歳から」を理由に諦める必要はない

半年間を投資できるなら、費用対効果は民間講習の比ではありません。まずハローワークで「溶接の訓練コース」の資料をもらうところから。

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溶接の資格は、製造・プラント・建設の現場で歓迎されます。

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対応する教習機関

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:札幌市(北広島インターチェンジ至近)

アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道(屋内実技場を保有)

アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道

アーク溶接等の業務に係る特別教育は3日間・受講料32,000円(テキスト代込)。ガス溶接技能講習は2日間・受講料26,000円(テキスト代込)。受講要件は特になし。

アーク溶接特別教育の教習機関一覧を見る

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