溶接工の体のメンテナンス
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溶接の腕は年々上がるのに、体は年々消耗する——この構図を変えるのが体のメンテナンスです。職業病と呼ばれる不調の正体と、長持ちする働き方を整理します。
この記事の目次
負担の正体
- 首・肩:面をのぞき込む前傾姿勢の持続。遮光面の重さも積み重なると効く
- 腰:中腰・しゃがみ姿勢での作業、重い母材・治具の移動
- 膝・足首:床上でのしゃがみ・片膝立ちの長時間化
- 目:アーク光の急性障害(電気性眼炎の記事)は防げるが、長時間の細かい注視による眼精疲労も蓄積する(光の長期影響の記事参照予定)
- 不調は「歳のせい」より「同じ姿勢の総時間」に比例する。つまり働き方で減らせる
働き方と道具の工夫
日常のケアと受診の判断
- 就業後のストレッチ:首・肩甲骨・腰・股関節を各30秒。固まった直後にほぐすのが最も効率的
- 湯船と睡眠:シャワーだけで済ませない。血行の回復が翌日の体を作る
- 基礎筋力:体幹の筋力は姿勢負担の緩衝材。週2回の軽い運動で十分
- 痛みが続くなら受診:しびれを伴う首・腰の痛み、力が入らない感覚は我慢しない。整形外科・労災保険の対象になる場合もある(職場経由で相談)
体はあなたの一番高価な工具です。研ぐ(ケア)・正しく使う(姿勢)・無理させない(道具化)。工具と同じ扱いを自分の体にも。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
協会系一般社団法人 八戸地方労働基準協会
アーク溶接特別教育は3日間・年1回(1月)開催。ガス溶接技能講習は2日間・年2回(6月、10月)開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育は1日間で隔月(年6回)開催。職長・安全衛生責任者教育は2日間・年5回開催。
協会系一般社団法人 弘前地区労働基準協会
ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。職長・安全衛生責任者教育、新入者安全衛生教育を開催。玉掛け・フォークリフト・小型移動式クレーン等の技能講習も併せて実施。