実技講習の中身|ビードがまっすぐ引けなくても修了できる

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溶接に触ったことがないまま実技に臨むのは不安なものです。実際に何をやるのか、どこでつまずくのかを先に知っておけば、当日は落ち着いて手を動かせます。
実技でやること
アーク溶接の特別教育では、溶接機の取り扱い、アークの発生(スタート)、ビード(溶接の線)を置く練習が中心です。ガス溶接技能講習では、ボンベと器具の取り扱い、点火・消火の手順、切断や加熱の基本を行います。
どちらも「きれいに溶接できること」は修了の条件ではありません。安全に器具を扱えること、危険な状態を理解していることが見られています。ビードが曲がっても修了できます。
初心者がつまずく2か所
- アークスタート:溶接棒を母材に軽く擦って離す動作で、くっつけてしまう失敗が定番です。棒が母材に溶着したら、慌てずホルダーから外す。全員が通る道なので気にしないこと
- 遮光面の中の暗さ:面をかぶるとアークが出るまで何も見えません。棒の位置を決めてから面を下ろすのがコツです
服装は「肌を出さない」が絶対
- 綿の長袖長ズボン(化繊は火花で溶けて張り付きます)
- 革手袋(貸出のある機関が多い)、安全靴
- 首元のタオル:スパッタが襟から入るのを防ぎます
- 半袖で来ると実技を受けられないことがあります
学科含めて2〜3日で終わる
アーク特別教育は学科2日+実技1日の計3日前後、ガス技能講習は2日が標準です。学科のみのコースには注意点があるので、学科のみコースの落とし穴を必ず読んでから申し込んでください。費用は費用の相場にまとめています。
対応する教習機関
協会系公益社団法人 北海道労働基準協会連合会
ガス溶接技能講習を技能講習メニューとして実施。金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習も開催(北海道労働局登録教習機関)。年間予定表を公開し通年開催。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
アーク溶接特別教育とガス溶接技能講習の両方を開催。フルハーネス型墜落制止用器具特別教育・職長安全衛生責任者教育も実施。外国語による講習を多数開催。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
アーク溶接等特別教育は21時間(学科11時間+実技10時間)・受講資格の制限なし。ガス溶接技能講習は13時間(Vコース)、ベトナム語対応のV3コースは17時間。移動式クレーン・車両系以外の技能講習の実技を屋内で実施。